よんでみ亭へようこそ!!

テーマ  よんでみ亭へようこそ!!   平成15年2月21日

 今回このコーナーの担当を受け持つことになりました3年4組出身の田中実です。冗談から駒でかくも大仰なタイトルになりましたが、枯れ木も山の賑わいと申します。まずは、この場所を“よんでみ亭(略称:み亭)”と名づけ、至りませぬアルジモウケではございますが、なに大した事のないオシャベリでお付き合い願います。

 ところで最近漢字書いてますか?わたくしごとで恐縮ですが、仕事で“阿蘇”という字をなにげに“阿蘚”と書き、間違いに気付いたのがマヌケにも3日後。クサカンムリに鮮ですね。こんな字あるかいな、と思ったら有るんですねコレが。苔<コケ>という意味だそうです。薊はアザミですね。ちなみに蘇はヨミガエルという意味の他に、シソもさすそうです。さすがクサカンムリ。阿のほうは、山が重なって暗くなった所をさす他に、中国で使われている阿父・阿母のように親愛の情を表す意味も有るとか。

 そこで、“鮮”という字ですが、皆さん覚えてます?故梶村先生の漢文の授業で論語を習いましねえ。その中で“巧言令色鮮矣仁”ありましたでしょう。おべっかやカッコマン(古い)にはそもそも仁がスクナイ(ほとんど無い)と言う意味でしたっけ。昔、人間関係に悩んだ時よく呟いてましたけど。皆さん、御存知ですか?―――漢文の授業がなくなるって事を。それは、マズイ。まことにマズイ。いやいや受けた授業であったけどなくなるとマズイ。漢詩の素晴らしさにも接せず、落語の言い回しの意味もわからず、第一、古文書(こもんじょ)の読み方の妙味がワカラナクなる。何故かというと・・・それもオシャベリする内に追々わかってもらえると思います。

 ちょっと強引にオチに持っていきましたが、今後は歴史上有名人の手紙やできれば笑絵など取り上げていきたく思ってますので御気楽にお付き合い下さい。
                               亭主敬白 

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