ふるさとのお社(26)
ふるさとのお社(26)
~特別編/近江の紅葉~
みなさんその後お元気でお暮らしでしょうか?
散々な2011年もようやく12月に入り、わたし等57回目の年末をこうして息災に迎えることのできるという現実は幸運以外の何物でもないと思いつつ、綱渡りのヨーロッパ経済や我が国のポピュリズム政治家のアホさ加減を毒突きながらグダグダと毎日が過ぎて行きますがみなさんは如何でしょうか?
まずは来る11日(日曜)の忘年会の御案内であります。
先日有志で集まり一献交わしながら忘年会の準備みたいなこと(単に飲みたかったからか)をやったのですが、その中で「忘年会のイベントの一つに60歳還暦の行事をみんなに聞いてみよう」という話が出ました。
その折の例として、京都あたりでの同窓会開催、伊勢神宮参拝、富士山記念登山という体力が必要なプランもありましたが、地元で集まり母校や沖食堂を見学したのち高良大社に参詣、それも男は赤フンいっちょで参道を登って(キャ~恥ずかし)、その後別府に行って宴会という贅沢なコースの披露もありました。いやはや十人十色の侃々諤々、やっぱり人と話さないと文殊の知恵は出てきませんね。
ということで11日はみなさん万障お繰り合わせの上是非お集まり下さいね!そんで皆さんの御意見をお聞かせ下さい。なんかプチプレゼントもあるそうですよ。(12月3日)
・・・と書いているうちに12月も半ばを過ぎてしまいました。
去る11日の48会忘年会、お疲れさまでした。
いや~、32名の参加でほぼ3時間、ちょー楽しかったですね。
なかでやっぱり盛り上がったのは還暦記念行事でありました。
以外にも人気1位は富士山登山!・・まァ飲んでいい気分で、体力も考えずに投票したんじゃないの?と私は考えておりますが如何なもんでしょう。あと3年ほど時間的余裕ありますんでみなさん、じっくりと詰めて参りましょうね。
それでは今回もまたまた特別編です。
キリギリスは思い付いた。「そうだ!京都に行こう・・」
というわけで、京都の秋のベストシーズンに早期予約も入れず格安の宿など取れようもなく手当たり次第当たった結果、決めたのが石山の駅前ビジネスホテルでありました。それでも通常価格の6割増しの1泊7000円なり(朝食無料)。
滋賀県石山は意外と京都に近うございました。京都駅からJR快速で
3個目13分の駅。ここから石山寺へはバスに乗り20分で到着。
この大きな岩の左上手に本堂があります。まさに石山寺の名の由来だったんですね。本堂内に紫式部が源氏物語を執筆したという「源氏の間」なんてのもありましたがちょっと下卑てて写真はパス。
んで今回のメインの目的地を、宿のロケーションにより京都から湖東(琵琶湖の東にあるから)3山に変更!結果的にこれが大正解でした。
湖東3山のうち西明寺。
お次は金剛輪寺。ここが今回最高でした。平日ということもあり見物人は御年輩ばかり。でもごった返す東福寺なんかよりゆっくり見れてチョ~最高よ!!・・最近ボキャ貧で申し訳ないけど・・
そろそろ美しい紅葉にもお寺にも飽きたので3山最後の百済寺(ひゃくさいじ)はパスして一路彦根へ。石山からJRで45分てとこかな。
当然忘れませんよ。ヒコニャンは!
ということで帰りはまだ行ったことのなかった東福寺に立ち寄ったのでした。例の「通天橋」ね。
老いも若きも大勢詰めかけ行列して見ていましたが、湖東3山に比べれば紅葉の色もいまひとつでありました。
でも凄いですね。通天橋と庭園拝見で入場料400円。1日5000人として日銭200万円也でっせ。これって所得税0円かしら、宗教法人だからして・・ってなこと考えたバチ当たりのわたしでした。
以上クダクダと書いて参りましたが、今年最後のこのコラムにお付き合い頂き誠にありがとうございました。
全世界的にいい事のなかったこの1年でしたが、仲間が居てくれるということはすばらしいことだと再確認のできた1年でもありました。
それでは来年またお会いしましょうね。それまで皆さんお元気で。
佳いお年をお迎えください。
亭主敬白