今回はカリフォルニアに出張しました。 6組 中野

 

 

現在、外の気温は−8度、寒いけど、まだマイナスが二桁行かないだけでもマシか?

日本も寒いとは聞いてるけど、どんなかな?

こっちは昨夜から雪が降り続き、30センチくらい十分降り積もっています。

こっちは雪休日があります。明日は会社休むかな。

さて、今回は最近行ってきた所を中心に。

 

NYはマンハッタンに行くと色んな劇場や博物館があるのですが、

今まで50年間一度も行った事も足を踏み入れた事もなかった

オペラを鑑賞に行ってきました。

リンカーンセンターという所は,オペラやバレエやクラシックを

見る事の出来る劇場の集合みたいな所で、その中の一角に

ある下のオペラハウスに行って見てきました。

出し物は「アイーダ」。エジプトの兵士と敵国エチオピアの

国王の娘アイーダとの悲恋の物語。歌詞はイタリア語なので、

聞いていても何を歌っているのか分らない。

テンポもスローだし当然眠くなるのだけれど、それは劇場側も

分っているのか、前の座席の裏側にデジタル表示パネルが備え付けてあり、

何を歌っているかを英語で同時に表示するようになっていて、それを

読んでいけば大体何を歌っているのかが分る様になっているの。

勿論、それだけでなく、事前にどういう内容かを調べて行ったので、

何とか最後まで見ることが出来た(途中で少しは眠っちゃったけど)

 

恐らくブロードウェイというのはこのオペラをもっと身近で分り易くした物

なのだろう。でも、オペラはブロードウェイよりももっと紳士淑女の、

言わばガキ客の少ない大人の劇で、値段もブロードウェイの倍位するし

、舞台装備も遥かにスケールのでかい物ではありました。

 

また、ブロードウェイや米国映画と違って、悲恋の物語だったので、

ハッピーエンドとならない。今回も祭壇の下の真っ暗な地下牢で二人が

生きたまま閉じ込められて終わりという、えー!アメリカでこんな

エンディングが許されるのかという感じ・・・だった。

(初めて見るのですんません、無知で・・・)

ま、とにかくいたく感激しながら、テレビで見るのとは大分迫力が

違うと感じた次第です。

 

この翌日、カリフォルニアはロスアンジェルス(LA)とサンフランシスコ(SF)まで出張。

サンフランシスコは数年前に出張で寄りましたが、LA には生まれて

初めての海外旅行で米国に来た時以来、29年振りに足を踏み入れました。

しかもLAといってもいつものように出張ですから、私の会社の事務所が

ある所はアーバインという、LAの中心地からは車で1時間以上離れた町。

工場がある所はメキシコとの国境近くで、アーバインから更に車で3時間ほど。

見たくはないでしょうがその工場の写真。こんな所に出張で行っています、

決して羨ましがられるような事ではありません。

回りには畑しかなく、夏は40度を越えるような荒地で、写真の塩水池で

培養しているのは健康食品に使うスピルリナという単層藻の一種。

ここから帰る途中には、風力発電等が数千機立っているところがあり、

壮観でした。

 

 

山裾に何千という風力発電用のプロペラが回っており、日本じゃこの規模は

考えられない広さでした。個人で立てており、電力会社に売電しているそうです。

いやはや、恐れ入りました。

 

カリフォルニアは暖かく、気候は春のような陽気で、昼間にはこの冬の次期でも

26度くらいになります。朝は10度くらいなので、寒暖の差が激しい。

でも、海岸ではもう泳いでいる人がいました。さすが、南国ですね。

 

 

翌朝、LAを出てSFへ。LAからSFは飛行機で1時間半ほど、車では7時間ほど。

昔、学生で来た時はグレイハウンドというバスに乗って移動したものですが、

今はそんな時間の余裕もないので飛行機。

 

SFは坂の多い町で、米国人が好む町の一つ。雰囲気があって僕も好きだ。

昼過ぎに着いたので、昼食を兼ねて町を一巡り。

御存知、何と言ってもケーブルカー。

 

 

10ドルの1日乗り放題の券で (因みに片道だけでも5ドル)目指すは、

これも御存知フィッシャーマンズワーフのダンジネスクラブという蟹の茹でたヤツ。

 

 

ここがフィッシャーマンズワーフ。観光地となっており、ゴールデンゲートブリッジやアルカトラズ島(収容所)への

クルーズが出る桟橋、その客を目当ての様々な店が軒先を並べる。

店の前には蟹や海老が茹でたてで並べてある。立食でも可だが、僕は食堂の中に入り、

ビールと蟹を半身頼んで20ドルくらい。

 

いくつかピアと呼ばれる桟橋があり、そこには野生のアシカが群れをなしている所もある。

こんな都会の近くの海でこんなものが生きてるなんて何か不思議だけど、

それもアメリカなのでしょう。

アルカトラズ島とそこに行くフェリー。良くここから脱獄した奴がいるもんだよなー。

絶対泳いでは渡れないよ、流れが速くて水は冷たいらしい。

あの脱獄映画はクリントイーストウッドだったっけ?偉いんでないかい?

 

ピアから見た町の風景です。やはり坂の町ですね。

 

この日の夜は日本代表とアメリカ代表のサッカーの親善試合がありました。

日本では代表の試合なんてなかなか券が手に入りませんが、こちらはサッカー

人気はもう一つなので、1週間前でも券が取れました。

それでも、人気がないという割には4万人入るSFジャイアンツの球場に

37千人も入り、入り口は大混雑、しっかり入って熱狂的なファンも多く見られました。

丁度電池が切れたので写真は取れませんでしたが、32で負けた試合だったので、

マ、いいかで済ませましょう。写真撮らなくて正解でした。

あー、それにしても悔しい、2点返したはいいけど、今頃になっても3点も

入れられるようじゃ、この先が心配だなぁ・・・。前半はボランチを含め

全員の動きがもう一つだったよね。

みんなで応援しないと負けちゃうよ。

 

では、また・・・。